社長あいさつ

皆さん、おはようございます。本日は全体講習会に多数のご参加を頂き有難うございます。
今年卒業されるみなさん、おめでとうございます。
皆様には、日ごろより真剣にお客様へのサ―ビスに取り組んで頂き、有難うございます。
私たちの仕事は、主催者、ホテルに代わって、お客様をおもてなしする仕事です。

皆さんの努力のお蔭で、「ビプランニングのサービスがいい。」とお客様、ホテルから評価を頂いています。
これは、偏にみなさんが心を込めて、笑顔でお客様に接して頂いているお蔭です。

平昌オリンピック、今日閉会式を迎えます。選手たちは、それぞれ何回も壁にぶつかり、失敗を繰り返してこの日を迎えていました。ケガを乗り越えたアイススケートの高木菜那選手は
「無駄な事は、一つもないと思うので、このつらさが絶対に生きてくる。積み重ね、積み重ねが大事」
と自分に言い聞かせて前を向いて来たと言っています。

さて、今年は、明治維新から数えて150年を迎えます。
同じく苦労を力に日本のために尽くした西郷隆盛、「せごどん」が、NHKの大河ドラマで、放映されています。
人一倍、正義感が強く、困っている人を見たら手を差し伸べ、誰にも無心の愛を与え続けた「西郷さん」を人々は親しみを込めて「せごどん」と呼びました。

正しいと信じた事は、どんな時でも、真正面からぶつかりました。幾度も辛酸をなめ、2度も島流しに会います。牢に繋がれ、想像を絶するどん底の苦しみ中で、志を立て、今日に繋がるの日本の力になりました。
弱気を助け、正義のためにまっすぐ何事にもぶつかった「西郷どん」は、誰よりも多くの人を愛し、誰よりも多くの人に愛されました。

「天を敬い 人を愛す」

西郷さんの教えを継ぐ、鹿児島出身の稲盛和夫氏が破綻の危機にあったJAL日本航空の再建に取り組みました。
JAL社員の一人ひとりが「目先の損得を考えず、心からお客様を愛する、それより再生の道はない。」とひたすら努力し、2年で再生を遂げました。

西郷さんは、「己を愛するは,よからぬことの第一なり、天は我も人も同一に愛する故に、我を愛する心をもって人を愛せよ」と実践しました。

私たちも「西郷さん」のような大きな心で、仲間を愛し、お客様を愛し、周りの人を愛する生き方が出来るようお互い努力をして参りましょう。
今日は、楽しく勉強しましょう。



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